Googleのアップデートがありましたね
Google関連のProxomitronフィルタが軒並み死亡ですね。こりゃあ困った!
cleanup search results辺りは、自分で言うのも何ですが、効かないともんのすごく悲しいので、いずれなんとかすると思います。予定。他の人がアップデート対応版作ってくれちゃったらほったらかすかも。別にそれはそれで構わないので…。基本的には気が向いた時にしかやらないタイプの人間なんです。
ttf→otf変換時の「〜」消滅回避
COWON S9には、表示フォントを自由に変更することができる「ユーザフォント」という機能があります。但し、ユーザフォントに使用できるフォントはTrueType(TTF)に限られているため、OpenType(OTF)フォントはTTFに変換しないと使うことができません。
フォント形式の変換はFontForgeを使ってさっくりできるのですが、
※otf→ttf変換は
COWON S9 @wiki - フォント変更について
http://www.geocities.jp/meir000/fontforge/
にあるunofficial fontforge-mingwを使えばotf→ttf変換が可能
手持ちのフォントを試してみたらkugimmyはうまくいったがヒラギノだと
「〜」のフォントが表示されないのでフォント厨隔離スレのkugimmy等推奨
FontForgeはCID→単一化選択してからフォントをttfで出力で完了(単一化が灰色で選択できなかったらそのまま出力)
とありまして、変換後のttfでは全角チルダ(波ダッシュ?にょろ?)が表示できなくなってしまうという問題が発生するのです。
この問題を解決するには、ちょっとしたデータの書き換えが必要になります。
DVDドライブのフタがちゃんと開かなくなる現象
25T18:57 (asshole7) くっそ 25T18:57 (asshole7) なんでこのドライブは蓋が開かないんだ 25T18:57 (asshole7) いつも蓋が引っかかって開かない 25T19:02 (SoB_sv) おしえてやろう 25T19:02 (SoB_sv) ドライブの両側を閉めているねじが強すぎるんだ 25T19:02 (SoB_sv) するとドライブがたわんで開きにくくなる 25T19:03 (Falky) ほほう 25T19:03 (Falky) 実は俺もそれで悩んでいた
これはいいことを聞いた。
箱根の旅(3) ガラスの森美術館 など
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- 2010/01/09(Sat) 箱根彫刻の森美術館
- 2010/01/09(Sat) 箱根強羅公園
- 2010/01/10(Sun) 星の王子さまミュージアム/ガラスの森美術館 ←いまここ
2日目。温泉効果か、ぐっすりと熟睡して7時過ぎに起床。朝風呂が気持ちよくてゆっくりしていたら、あっという間に11時になってしまいました。急いで最初の目的地「星の王子さまミュージアム」へ。
色々写真を貼りたいのだけど、このわけのわからん一枚しかないのです。現像しようとファイルを開けてみたらほとんどの写真が大きく傾いていて…。コインロッカーの場所がわからず、大量の荷物を肩掛けにしながら撮っていたせいでしょう。ショック…。
星の王子さまミュージアムなんていうとメルヘンな所を想像していたのだけど、実は案外シリアスな場所。サン=テグジュペリは政治的な立場を強くとった人で、アメリカに亡命したにも関わらず持ち続けた故郷フランスへの愛、歴史に翻弄された生涯を知ることのできる、なかなか興味深いミュージアムです。
若干しんみりしつつ、次の目的地「ガラスの森美術館」へ。
ここはすごい!クリスタル・イルミネーションといって、カットされたクリスタルガラスで装飾された木やアーチがそれはもうキラキラとすごいことに。ぜひ晴れた日の昼間に行くべきです。夜もライトアップできれいなんでしょうね。
美術館内でも撮影がOK、しかも裏手には川やアジサイ庭園があったりします。カメラ持ちにはなかなかいい場所です。
出発が遅かったのですぐに日も落ち、箱根の旅はここで終了。箱根=温泉=冬!というイメージだったんですけど、なんだか冬以外の季節もかなりよさそうです。特にアジサイが大プッシュされている初夏とか。今のところは「6〜7月に旅行なんてとんでもない!」って感じですが、いつか行けるといいですね。東京から2時間ちょっとで行ける場所なので、ちょくちょく行ってリフレッシュするには最適かもしれません。
箱根の旅(2) 箱根強羅公園
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- 2010/01/09(Sat) 箱根彫刻の森美術館
- 2010/01/09(Sat) 箱根強羅公園 ←いまここ
- 2010/01/10(Sun) 星の王子さまミュージアム/ガラスの森美術館
箱根強羅公園、大正初期の庭園です。パンフレットによればローズガーデンやツツジが見どころらしいですが、今回は真冬なので当然どちらも咲いておらず…
園内にはなぜか、白雲洞茶苑という茶室が。フランス式庭園の一角に日本庭園があるのはなんだか妙な感じですが、日本の風景には冬の風情と雪化粧がよく似合います。正月休みの来園ならばまずはここへ来て、ゆっくりお茶を楽しむのがいいですね。
もし枯れ木よりも花を撮りたい気分ならば、熱帯植物館・ブーゲンビレア館へ。こぢんまりとした温室ですが、寒さしのぎにもちょうどいいでしょう。
なんで季節外れにこんなとこ来たの?というと、一番の目的はクラフトハウスでの工芸体験。箱根のガイドブックを見るといろいろなところで工芸体験ができるのがわかりますが、今回の我々のように強羅周辺を拠点にする場合、この強羅公園クラフトハウスが唯一に近い選択肢になるはず。
今回は吹きガラスを選んでみました。意外に難しくて楽しめますよ!
この流れだと「俺が作ったんだぜ!」な写真に見えますが、残念ながらこれは工房スタッフさんの作品。さすがはプロ、かわいい仕上がりです。
この日はその後、宿にチェックイン。季の湯 雪月花さんにお世話になりました。リゾート・アミューズメント寄りの現代風旅館だったので気分や人を選ぶかもしれませんが、すごくいいお宿でしたよ。貸切露天風呂も2つハシゴして大満喫。やはり露天風呂はたまりません。
箱根の旅(1) 箱根彫刻の森美術館
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- 2010/01/09(Sat) 箱根彫刻の森美術館 ←いまここ
- 2010/01/09(Sat) 箱根強羅公園
- 2010/01/10(Sun) 星の王子さまミュージアム/ガラスの森美術館
新宿から箱根湯本まで、小田急ロマンスカーで90分。さらに箱根登山鉄道へ乗り換え、何度もスイッチバックをしながら箱根の山をぐいぐい登ります。スイッチバック、たまんないですねー。何故だかわかんないけど、男の子はついついワクワクしちゃうもんですよ、鉄道って。
彫刻の森とは言いつつも、別に彫刻じゃないよねっていう作品もかなり置いてあります*1。なんせ英語表記では「THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM」、どっちかといえば「彫刻」よりも「森」の部分、作品の野外展示(OPEN-AIR MUSEUM)というコンセプトに重みを置いている感じ。
ピーター・ピアースという人の作品。中に入って遊べるこの作品には「しゃぼん玉のお城」とかわいらしいタイトルがついていますが、原題は「Curved Space (Diamond Structure)」。ダイアモンドの結晶構造をモチーフにした構造体建築だとか。見た目だけで言うとバックミンスター・フラーっぽいですかね。
「野外」というキーワードもそうですが、子供に身体を使って遊んでもらおうという姿勢が溢れているのが彫刻の森のいいところ。箱根の雄大な景色を見て、四季の自然の香りを味わい、小鳥のさえずりを聞き、そして一流の彫刻作品に直接触れて親しむ。さすがに彫刻は食べて味わえないので味覚だけは旅館で満たすとして、五感をフルに生かした素晴らしい体験ができる、いい"美術館"でした。ぜひお子様連れでどうぞ。
これすっごい楽しそうだったのに、小学生までしか中に入って遊べないんですって。さっきの「しゃぼん玉のお城」もそう。あー、こどもはずるいなぁ…。
*1:「彫刻」って、広義では「平面作品でも空間作品でもない立体芸術全て」という意味を持つみたいですね。僕はなんとなく馴染めないんですが…
新年なので去年の写真を振り返る回
あけましておめでとうございます。
本年も引き続き、音楽・写真・自作PC・web製作・PCゲーム・工業デザイン…と、コアめの話題があれこれ分散しすぎて誰に向けて書いているのか分からない感じでお送りすることとは思いますが、何卒変わらぬご愛顧のほどをよろしくお願いいたします。
さて新年といえば初詣でございます。ここ最近は写真を撮りに出向くことが随分と少なくなってしまったのですが、めでたき新年ということで、さっそくカメラを携え初詣へと行って参りました。
…という流れで普通は神社の写真とか貼るんでしょうが、残念ながらわたくし、そういうのは一枚もありませんで。実は、今回初めて東京の初詣というのを体験したのですが…人は多いし流れは早いし、ちょっと写真撮る余裕はないですね。少なくとも、DPでは、ちょっと…ね。
しょうがないので、諸事情でblogには貼ってこなかった写真を中心に、去年の写真生活を振り返ってみます。まずは実家で過ごした去年のお正月写真の中から、去年の正月写真エントリでは貼らなかったものを。
焚き火の写真は1月に一度現像した後、5月に再現像したものですね。最初の現像ではISO800のノイズを隠そう隠そうとしていたんですが、どうも印象が薄いということで、煙が目立つようにハイコントラストに振って現像し直しました。結果としてノイズがかなり目立ったりしましたが、これは味のあるノイズになったかなぁと気に入っています。逆に、神社の写真は少し色を抜いて現像してみたんですが、これはこれでまた、お気に入りの仕上がりです。
で、その後すぐ、DP2を買ったんですよね。DP2初日の体験は色々と素晴らしかった!最初の撮影がいきなり夜だったんですが、高感度撮影の練習と前述の焚き火の現像経験によるノイズ許容量UPがなければ、DP2の印象や評価、特にISO1600/3200に対する評価はずいぶん違っていたかもしれません。
DP2を買う直前には名古屋旅行へ行っていました。あいにく雨ばかりの悲しい一人旅だったのですが、そのおかげで自分の「色」に対する考え方がずいぶん変わりました。曇りの日・雨の日が好きになったのも明らかにこの旅行の影響です。この頃が一番画作りに幅があったような気がします…。
その後はクローズアップレンズの購入と、それから記事には出来ませんでしたがセピアフィルタの購入、SILKYPIXの試用、そしてムートグリップの導入。意外と色々ありましたね。なんだか気が滅入っていて記事にできなかったのが悔やまれます。
特に鮮烈な印象があったのは、実はセピアフィルタでした。
不思議な話かもしれませんが、セピアフィルタを着けてしばらく撮り歩いていると、だんだん世界がセピア色に見えてくるんですよね。別に、目にフィルタをつけてるわけじゃないのに。世界がセピアな状態で被写体を選んだり、さらに現像時にも撮影時に感じた柔らかなセピアな世界の印象を出そうとするので、いつもとはずいぶん違った写真が出来上がった気がします。フィルタといっても要するに色を足しただけなので、原理的にはフィルタ無しで撮った写真をレタッチしても同じ写真ができるはずですが…でも実際にはそれで同じ写真はできないんだろうな、フィルタを付けてこそ撮れた写真なんだろうな、と。傍から見たら別にいつも通りのつまらない写真に見えているのかもしれませんが。
SILKYPIXは本格的な現像ソフト初体験ということで、できることの幅に驚きました。単にRAWから画像を取り出すという意味での現像を超えて、RAWの状態のままフォトレタッチができるソフトという感じなんですね。なんだか現像というものに対してのイメージが根本から変わってしまいました。いえ、DPx + SIGMA Photo Proという組み合わせの方が特殊だったんでしょうけど。
特に、話題となった「赤写真の現像」に関しては本当に驚きました。foveonは赤に弱い、赤い被写体を撮るとすぐ飽和して使い物にならない、foveonの構造欠陥だ…なんて常識のように言われてましたが、とんでもない!SILKYPIXでの現像結果を見れば、少なくとも現像ソフト側で対処可能な問題だったことが一目瞭然です。これはやられました!
ちなみに、こちらがSPPでずいぶん頑張った現像結果。どうしても花の色が潰れてしまって陰影も出ず、泣く泣く捨てた一枚です。まさかこのRAWが使い物になる日がくるとは思わなかった。赤の現像に関しては、もう、手放しで素晴らしい。
でも、結局のところSILKYPIXには馴染めないまま試用期間を終えてしまいました。なんていうか、違うんですよね、SILKYPIXは。上手く言えないんですけど。どうしても絵を作りすぎてしまうというか…。
この写真もこれはこれで気に入ってはいますし、なんとなくこんな感じかなーというのはできるんですが。なんだか最初に持っていたイメージとは違うし、やりすぎ感は常に感じる。最初のイメージ通りの画が出てくるのは間違いなくSPPです。慣れの問題もあるのでしょうが。赤い被写体の現像には是非とも使いたいですが、それだけのために2万6000円はさすがに…。
そんなこんなで、あんまり撮っていないながらも、実は色んなことがあったらしい2009年の写真生活でした。それぞれの出来事は大したことではないと思っていたんですが、いざ振り返ってみると、全ての出来事が大きく影響しあって今が出来ているような気がします。なんつって。今ちょっとありきたりでカッコいいこと言いました。
2010年になっても相変わらず記事の締めは苦手なので、今年最初の写真を貼ってうやむやな感じで終わりにしましょう。
新たな年が、皆様にとって、僕にとって、どうか良い年になりますよう。