イーバンクVisaデビット終了のお知らせ

イーバンクマネーカード(クラシック)のVisaデビッド機能終了ならびにポイント制度の改定について イーバンク銀行|インターネットバンキング

(1) 2010年3月31日をもちまして、Visaデビット機能がご利用いただけなくなります。

ご利用いただけなくなる機能
・Visaのマークがついた加盟店でのお支払い 
・海外にあるVisa/PlusのマークがついたATMでの現地通貨のお引き出し 
・Visaデビット利用停止設定機能については、2010年2月22日以降、
 利用停止・利用停止解除の設定ができなくなります。
 2月21日時点で、利用停止を設定されている場合、以降、
 Visaデビット機能はご利用いただけなくなります 

2010年4月1日以降も引き続き、イーバンクマネーカード(クラシック)の
Visaデビット機能の利用をご希望のお客さまは、こちらからお申込をお願いいたします。

最後の一文のせいでなに言ってっか全然わかんないんだけど…。結局、今後も使えるの?使えないの?どっち?

http://www.ebank.co.jp/imgs/news/important/333/img01.jpg

これ見る限り、使えないみたいだけど。しかも「こちらからお申込を〜」のリンク踏んでも何も書いてないとか最高に意味が分からない。

ま、銀行口座の規約をコロコロ変えるような、しかもその案内をマトモな日本語で出せないような銀行はダメだわ。解約。

Visaデビット使うなら、やっぱり安心のスルガ銀行だね!静岡の企業をみなさんどうぞごひいきに!

「999」こと「9時間9人9の扉」ネタバレなし速報レビュー

ネタバレなしですー
とりあえず全ENDみましたー。10周くらいはしたかなー?

ストーリー&ボリュームについて

  • かなり練り込まれたストーリー。おもしろい!
  • BADENDから抜け出せないうちは1周1時間以下で終了してしまう。気になる人はいそう?
  • でも大丈夫!最後まで行くようになると毎回頭が沸騰するくらいには詰め込まれた内容なので安心して!
  • チュンソフトサウンドノベル*1の「クリア後のお決まり」に期待していると…今のところ、少し評価を下げなければいけないかもしれません。
  • 脚本にほんの数箇所、ムダっぽい部分や、キャラクタが心理状況にそぐわない発言をする場面があるのが、少しだけ気になります。

テキストパートについて

  • 攻略に便利なチャート表示などはありません。2週目以降、選んだことのある選択肢がグレーになるだけです。自力で真ENDまで解くにはルートのメモが必須です。
  • 選択肢は少なめ、フラグが設定されている選択肢はかーなーり少ないようです。そのせいでボリュームが少なく見えてる。この点、ダメな人はダメかもしれません。
  • 既読テキストのスキップが遅い!と思ったら十字キー右と同時に画面タップ&ホールドしてみてください。右だけでもスキップですが、より高速になります。でもオートスキップやジャンプは付いてません。不便。

脱出パートについて

  • 脱出パートの難易度は初級〜中級程度。仕掛けに理不尽な点がなく、なかなかに質のよい仕上がり。なのに、1回でも詰まるとものすごい勢いでヒントが与えられるので、謎解きの快感はずいぶん少なめ。難易度が下がっています。脱出ゲームマニアとしては微妙な仕様です。
  • 部屋の数は、まぁ満足できる程度。
  • テキストパートは毎周分岐が楽しめますが、脱出パートは何周しようと仕掛けが変わりはしないので、一度通った部屋は非常に退屈な作業と化します。スキップも不可。
  • その"退屈な作業"のための救済措置でしょうが、脱出にランダムパスワードはありません。さらに、多くの場合ではヒントアイテムをスルーした状態でも解を知っていれば即クリアできます。
  • ゲーム内にメモ帳的なものはありません。謎解き時には手元にペンとメモが必要でしょう。

ビジュアル/音響

  • まぁ、DSです。特にどうこうはなし。
  • 時折、CGの雰囲気にPS/SS時代のアドベンチャーを思い出しますね。MYSTとか。

その他、ゲームの作り

  • セーブはひとつです。

*1:厳密に言えば999はサウンドノベルではない、はず。公式サイトのジャンル表記も『脱出×サスペンス』。

商店街の魅力は今こそ求められている

とあるプロダクトデザイナーさんのblogに、商店街の魅力についてのお話を見つけました。


各地の風景がフラット化されて、似たようなチェーン店ばかり並ぶようになってしまった最近、こういった「味のある」商店街は若い人を中心に価値が見直されている気がします。

シャッター通りになってしまう商店街も少なくないけれど、こういうふうに生き残って必要とされている商店街はまだまだある。

自分の住む町にも商店街があるのですが、やはりデパートやショッピングモールでは得られない楽しさや良さが確実にあります。

松陰神社の商店街_DESKLABOとおでんのおがわ屋 - komipibuDAYS

ほんとにその通りなんですよ…。

とある商店街のおはなしです。

私の実家の近くに、シャッター通りがあります。

もちろん、昔は賑わっていたと聞きます。今では政令指定都市にまで成長した街の、かつて中心であった商店街。そんな商店街も、今ではシャッターばかりが目立つ寂れた通りになってしまいました。現在でも何割かの店舗が営業してはいますが、昼間でも人通りはほとんどない状態。休日でも平日でも人出は変わらず、まさに商店街の末期の姿です。市による大型再開発の計画地からも外されてしまい、ようやく存亡の危機を認識した商店街の面々は、自力による再生案の検討を始めました。

その内容は…辺り一帯を潰して再開発し、『ライフスタイルセンター』という住居一体型巨大ショッピングモールを作ること。

なんでじゃああああああああああああ!!!!!!!

周囲に少し目を向ければ、変化はすぐに見て取れるのです。商店街が寂れ公的再開発からも外されたため、商店街周辺の地価/賃料は大幅に下落。そのおかげか、周囲には若者が経営するカフェやら古着屋やら雑貨屋さんやらが少しずつ増えています。JRの駅から徒歩10分圏内にも関わらずお金をかけずに自分の店が持てるこの場所は、若者の起業拠点・生活拠点となりつつあるのです。
元々は港町として栄えた街並みに年月の重みが加わり、古き良き下町風情の漂う一帯。最近オープンしたお店の中には、大正初期の蔵を改装したカフェ兼駄菓子屋さんなんてのがあります。すんごく魅力的。原宿の一等地に支店を持つ古着屋さんもあったり、衰退ぎみの地方小都市と侮るなかれ、下北沢あたりのオシャレっ子にも堂々と自慢できるステキな一角なんです。

地方の再開発は、“キレイで”・“洗練された”・“都会的な”姿を目指しすぎます。ああいう類いには、生活臭がしない。元から人がいる大都会でない限り、極端に生活臭のしない場所に人は集まらない・根付かない・育たない。寒々しさばかりが目立ち、温かみなど根付きはしない。
活気のある街とは、人々の生活臭があふれる街。温かみのある街。その最たる象徴が『昔ながらの商店街』なのです。昔はよかったと振り返りはするのに、同じ良さを共有している若者の存在に気付かないのはなぜなんでしょう。必要とされて生き残った商店街があるということは、今はなくても望んでいる、必要としている人々もまだまだいるはずですよね。そして事実、下町風情の漂うその場所を愛して店を持った若者が何人もいるんですから。

商店街の再開発計画では、どうやら蔵カフェのある場所も取り壊す予定のようです。なんてことを!今現在の魅力を生かせば、きちんと宣伝すれば、街の若返りは果たせるはず。若者が集まれば、再生だけでなく、将来に渉る繁栄も望めるでしょう。ライフスタイルセンターだかなんだか怪しい大型再開発を語るオッサンを『先生』などと呼んで崇める前に、すぐ近くの若者を師とすればいいのに。

ま、そもそも商店街再建に動き出すのがあまりに遅いですし、商店街もろとも計画消滅が濃厚だと思いますけど…。むしろ商店街とともに組合重鎮が去ってくれた方が活路があるのかもしれません。もしそうなったら……なんだかおもしろいことになるのかも。

がんばれ地元の若者たち!

EA Skate 3 始動

【2010/05/05 追追記あり

チームプレイにフォーカスした『Skate 3』デビュートレイラー - Game*Spark

アホ画像でた!これだからSkateはやめらんねぇ!この画像にピンと来た人は全員買うように!あとSkate 1と2の体験版を落として今すぐ遊ぶように!
Skate 1 体験版についての過去記事
海外版をご予約の際にはPlay-Asiaがオススメです。予約価格$49.90!安い!しかも到着まで7〜10日掛かっても構わないなら配送料無料ですよ→2010年に入ってから、送料が掛かるようになったみたいです。残念。信用に関しては、私も5回くらい利用しているお店なのできっと大丈夫。

わざわざアフィリエイト踏んでもいいよーっていう親切な方はこちら!

アフィリエイト収入が入る→Skate3購入資金になる→アフィリエイト踏んでくれた人と一緒に滑れる!これで僕もキミもハッピー!…但し360版に限ります。

追記 @2009/11/08

さすがにアホ画像だけでアフィ貼るのもやっぱりなーと思ったので、Skate 3についてちょっとだけ触れておきます。
今回のムービーを見る限り、エンジンはSkate 2のものからほぼ手を加えられていないようです。グラフィックのレベルや全体の挙動などはSkate 2からほぼ変わらないと見ていいでしょう。Skate 1と2をやった方ならご存知と思いますが、この2作は挙動がちょっと違うと言いますか。私の感覚で言えば、Skate 2の方は重力が軽すぎる、1の方がリアルで好き!という印象があります。この辺りのことはSkate 2 wikiの記述もご覧ください。
個人的には重力がしっかり感じられる方がいいので本当はSkate 1状態に戻して欲しいのですが、ではSkate 3に失望しているかと言うと、そうでもありません。むしろ歓迎しています。それはなぜかと言うと…ハッキリ言ってしまえば、開発しているEA BLACKBOXにはスキルがないと思っているからです。
EA BLACKBOXというより、Skateチームと言った方がいいのかもしれませんが、彼らの製作スキルはお世辞にも高いとは言えません。ゲームの作りこみ面でも、プログラミングスキルの面でも、そしてベースとなる設計の面でも、優れたチームとは言えないと思っています。例えば、バグの多さ。例えば、使いづらい一部のインターフェース。例えば、ネットワーク周りの粗雑さ。例えば、拡張性の低さ…。アイデアは素晴らしいのに、ゲームとしての造りは完璧には遠く感じます。同様の指摘はSkate 2のレビュー時に多くありましたね。
Skate 2の挙動に不満はあれど、私が今のBLACKBOXに期待しているのは『完成度の向上』この一点です。
BLACKBOXがSkate 2からわずか一年程度でゲームのベースを大きく刷新したものを作ったとしても、結果的には完成度が低いものが出来上がってしまうだろうと思います。いくらグラフィックがよくなっても、いくら気持ちのいい重力感が戻ってきても、ゲームの質が低ければ台無しです。そんなものは後回しでいいのです。まずはSkate 2の完成度をしっかり高めたもの(Skate 2.5と何度か言ったことがある気がしますが)をリリースし、できれば特に拡張性について徹底的に改善を行い、バグフィックスが容易にできる環境を作り、そしてDLCによる拡張がしっかりと動作するようにすること。それが、私の一番求めているものです。
(拡張性拡張性と騒いでますが、正直言ってSkate 2のDLCには失望しました。Burnout Paradiseチームに感銘を受け、彼らのようなゲーム作りを目指すなどと言って期待させておいて…出てきたものは、メインマップから完全に隔絶された小さな箱庭を追加するだけのDLCだなんて!そもそもバグフィックスだってリリースにやたら時間が掛かるような造りだったわけで。そんなんで何が拡張性ですか、何がBurnout Paradiseですか。ひどすぎます。その点については本当に失望しています)
だからこそ、見た目を全く変えずに堂々と出してきたSkate 3には最高に期待しています。彼らは、物を作る意欲が感じられないチームというわけではありません。むしろ、その部分の意欲はすごくありそう。BLACKBOXは解散寸前に追い込まれる騒動がありましたが、その時だってBLACKBOXが解散してSkateは他のチームが引き継ぐなんて考えられないと思っていました。本当にいいチームだと思っています。だからこそ、見た目を変えずに出してきたということは、今はまだ見えない部分に多大な労力が割かれているんじゃないかと期待しているのです。
特に、ネットワーク周りの作りの悪さはSkate 1時代から指摘され続けているのに、あえて3では「チーム」「オンライン」という単語をメインに据えて企画を出してきている。ネットワークの作りが悪ければ、この企画は成立しません。これでヘマを打ったら、ユーザはきっとSkateシリーズを見放すでしょう。当然、Skateチームはそういう認識をした上で挑んでいるのだと思います。
きっといいものが出来上がると信じてますよ。

追追記 @2010/05/05

追記で言及した

  • 単純な完成度/安定度の向上
  • ネットワークの安定

という重要な2点、これは先日リリースされた体験版であっさり裏切られてしまいました。私はエラー頻発で未だに1回もオンラインで遊べてませんし、遊べている人の評価を聞いても、前作までと作りはあんまり変わらないみたいですね。オフラインでもイージーなバグが目に付き、完成度の低いいつも通りのBlack Boxクオリティという印象を受けました。
また少なくとも360版では画質がひどく低下しています。元々コンシューマに画質は求めないタチでしたし、グラフィックは改善しなくてよいとは言いましたけど…いくらなんでも、フォントにすらアプコン潰れが出ているなんて。ちょっとありえないレベルです。
逆によかったのは、Hardcoreモードが追加されたこと。挙動はそのままだろうと思っていたのでこれはよかったですね。この重さは心地いいです。ただ、吸い付き完全OFFは私にはちょっときつすぎてイライラするので、結局Hardcoreでは遊ばない気もします…。
全体としては、こりゃ裏切られたなーと思っています。もう発売日には買わないでしょう。その後評価を見定めますけど、それでも買うかどうかは…よっぽどのことがないと。
買う気のない状態でアフィ貼るのも申し訳ないので、外しました。決済完了時にアフィリエイト報酬がカウントされる仕組みなので、もしアレでしたら今からキャンセルすれば私にフィーは入りませんよ!

何かに対して"アツい"ということ

仕事でも勉強でも、モチベーションを維持するのに「楽しい」ということを求める人が多い。というか、自分もそうだった。
だけど、それって危ないな、というのは常々感じていた。
「楽しい」をモチベーションの源として頑張ってきた時、ふと「楽しい」に違和感を覚えたら、そこには「楽しくない」という選択肢しかない。「楽しくない」ことはモチベーションの源になり得ない。楽しくなくなったら、心の拠り所がなくなってしまう。「楽しくない」ことに、その先はない。
さらに悪いことに、楽しくなくなる恐怖から、無意識に自分を「楽しい」と強制し騙す魔力が働く。こうなると、もはや「楽しい」というものの定義自体が揺らぐ。自分の軸が歪む。歪んだ軸に掴まって生きることは苦痛でしかない。
僕は正直、スケッチを描くのが嫌いだし、苦手だし、楽しいと思えない。デザイナーになりたいのに。たまに楽しいなと思えた時でも、自分の腕がまだまだ未熟なせいで下手なスケッチしか描けなかったりいい物が生み出せなかったりすると、途端に「楽しくない」に気持ちがシフトしてしまう。あるいはそれらを後から眺めた時、「楽しくない」の感情が勝ってしまい、新たに手を動かすことができなくなる時がある。
でも、時々、ふと気付くのだ。自分がデザインに対して「アツい」ということに。
自分はデザインに対して思うことがいくつもある。下手だって、自分の求める理想のデザインの世界がある。チャンスがあれば変革したい何かがある。誰かのデザインを見て思いが噴き出ることがある。何かがある。何かわからないけど巨大な何かがある。デザインの世界には、自分を動かす何かがある。
こういう、デザインに対し、ふと「アツく」なる瞬間。それがあるから自分はデザイナーを目指し続けているんじゃないだろうか。
「楽しさ」と違って、もし突然「アツさ」が自分の中から消えてしまったとしても、どうということはない。「アツい」の逆は「アツくない」であって、せいぜいが「クール」くらいのものだ。世界をクールに眺める視点から気付ける何かだってある。世界から一歩引いた時に生み出せることがある。何より、「楽しくない」より響きが軽い。「アツくない」ことは、自分にとって、害にはならない。
俺、アツくてよかったなぁ。
わけわかんないかもしれないけど、少なくとも僕は、そんな感じみたいです。

一息つきました

いやぁ、やっと一休みって感じです。文化祭が終わったからですね。
あんまり忙しい自慢をするのもよくないなーとは思いつつ、しかしながら、ほんとに忙しい1ヶ月でしたほんとに。カツカツのスケジュールで進む授業課題をこなしながら、実行委員でガリガリ仕事してみたり、お偉いデザイナー様を呼んで行った校内展の審査会の司会をやったり、女装コンテストに出てみたり、ついでにコンテスト優勝してみたり、調子乗って校内展に2作品も出展しようとしてみたり…一番ひどい日は7時過ぎから学校で作業→22時に学校を出て→カラオケで作業の続きをやって→翌朝5時に家に帰ってシャワーを浴びて→6時に家を出てまた学校へ、なんてことがありました。
そんでまた明日からは課題に追われるワケで。先生ってのはほんと文化祭なんて知ったこっちゃないとばかりに課題をわんさか出して来ますね。彼ら、「文化祭準備期間」って文字見えてないですよ絶対。ただの長い休みだと思ってやがります。少しも休んでなんかないのに。どうしてくれよう。
…でもねー。なんというか、楽しかったんだよね。というより、進行形で楽しいんです、今。ワーカホリックですか。
たぶんデザイナーさんに会ったり、色んな作品を見たりしたからなんですかね。その過程で色んな人と真剣に語り合ってみたりもして、なんというかこう色々テンション上がって……青春ですねぇ。
ほんで写真の話にシフトしますけど、忙しい時に時間の合間を縫って撮る写真って、気に入ったモノがよく撮れる気がするんですよ。
雨上がりのバイク。ちょっと左に寄ってるけど、お気に入りなんです。

rain×bike #1
rain×bike #1
SIGMA DP2 : ISO200, 1/15s, f/7.1, AF, Average, Aperture-priority AE(+0.3EV)
でも、どうやらバイクを撮ると左寄りになってしまうというのは世の中の常識らしいです。知ってました?
landscape with Super Cub #2
landscape with Super Cub #2
SIGMA DP2 : ISO400, 1/50s, f/5.0, AF, Average, Aperture-priority AE(+0.3EV)
ほらね?
お気に入りの渋谷西武もさっくり撮ってさっくり現像。EXIFに記録された露出補正の値に撮り方のいい加減さを感じます。
SHIBUYA SEIBU
SHIBUYA SEIBU
SIGMA DP2 : ISO200, 1/320s, f/4.0, AF, Average, Aperture-priority AE(-2.7EV)
いやぁ、いい加減に撮ってもやっぱり美しいよね。最高だなぁ。
SIGMAのカメラ、特にDPシリーズは「スローカメラ」「被写体とじっくり向き合うカメラ」なんて言いますが、もしかするとそういう撮り方は自分には合っていないのかもしれません。もちろん被写体とはしっかり向き合って撮ってますし、恐らく一眼で適当にフレーミングしてバシャバシャ連写するようなのよりはスローに撮ってると思うんですが。気持ちに余裕のない時に、深く考え込まずに、一瞬心に引っかかった何かと向き合って撮る、という。そういうのがなんというか、いいみたいなんです。
最近の自分的ベストショットも、そんな時に生まれました。
moist afternoon
moist afternoon
SIGMA DP2 : ISO400, 1/200s, f/4.0, AF, Average, Aperture-priority AE(-1.7EV)
このしっとりした、柔らかくて冷たくてそれなのに何かあたたかくてゆったりしていて…そんな感じ、撮りたかったんです。やっぱり撮り方が雑で-1.7EVなんて訳の分からない補正がかかってますけど、そんで正直言えばノイズを減らすためにももうちょっと明るく撮って現像で下げるべきだったなとか思うんですけど、それでもやっぱりベストショットなんです。撮りたかった物が撮れていて、今見てもあの時の空気が思い出せるから。
忙しい時に撮ると、きっとなにかのリミッターが外れるというか、いつもは頭で考えてしまう余計な事…例えば写真の撮り方、テクニックみたいなものがすっぽ抜けるんでしょうかね。写真の経験の浅い僕にはその状態が今のベストなのかもしれません。無意識のうちに体が覚えたテクニックを使ってしまう状態と、焦るとテクニックがどうとかいうのはどこかへ行ってしまう状態、どちらがいいのでしょうか。
乱文レベルが上がってきたので、この辺りで打ち止めにします。最後の一枚は、明け方の写真で。
06:35 a.m.
06:35 a.m.
SIGMA DP2 : ISO100, 1/80s, f/6.3, MF, Average, Aperture-priority AE(-0.3EV)
明け方って今まで撮ってなかったんですよね。すごくいいです、明け方の街。きっとこれからもっと忙しくなって、明け方の街に一人なんてことも増えるんだと思います。そんな時にも、肩にはSIGMAのカメラがぶら下がっているはず。あー、楽しみだなぁ。

久しぶりに、1枚だけね。

先週で"学生の特権"夏休みも終わりまして。夏休みはなかなか引きこもりがちだったのですが、つまり写真もあまり撮っていなかったのですが、しかも文字ばっかりのエントリが書きたい気分だったのですが、そんなこんなでここ最近写真絡みで(特に福井信蔵さんに言及していただいた繋がりで)当サイトを見始めていただいた方はもう離れて行かれてしまったかと思うのですが、さ〜てそろそろ写真も載せたいな?とまぁそんなところでございまして。
はい。
今日はクラスの仲間と学校帰りにお食事へ。言い出しっぺはなんやらモツ煮込みだかどて煮だかを食べたかったようですが、混んでるから別の店にしよう!と立ち寄ったのがこちら。渋谷は宇田川町のparadice macauです。店名曰くマカオ料理店らしいのですが、正直よくわからんラインナップのお食事がメニューに並んでおります。タイ料理とか。
最近ちょくちょく立ち寄るお店なんですが、ランチタイムなら特に高すぎることもなく、それでいて量が多めなのが嬉しいですね。舌の肥えた方が満足できるお味かはわかりませんが、女の子だと食べ切るのに疲れるくらいの量が出てくるのがいい感じ。内装もナウなヤングにバカウケですし。
で、その店内で一枚。

paradise macau‎
paradise macau‎
SIGMA DP2 : ISO800, 4s, f/14.0, AF, Average, Aperture-priority AE(+1EV)
まぁ、ここまで喋っておいてナンですけど、店名出す意味が全くない写真ですね。
さてさて。写真をアップロードしたところ、Guwashiさんに早速指摘されたのですが…

@Sizuken F14まで絞ったことないんですが、どうですか?いつもなんとなく F8 で撮ってます :)

Twitter / Guwashi: @Sizuken F14まで絞ったことないんですが、 ...

そう!そうなんです。この写真、f/14まで絞っています。普段であればここまで絞るなんてありえないことなんですが*1、今回は…

  • クローズアップレンズを装着していた
  • みんなでわいわい盛り上がっていたので設定はなるべく考えずサッと撮りたかった
  • AFが全く合焦しないので適当にMFで撮るしかなかった
  • Modopocketを使ったのでシャッター時間はどうでもよかった
  • 手前のグラスがボケすぎて謎の障害物になってしまうことを避けたかった
  • ポットが中途半端にボケる事故も避けたかった

といったことが重なり。ええいしゃらくせぇ、もう限界まで絞れば一番さっくり撮れるじゃろうが!というやっつけ精神でf/14ということになったわけです。背景は思ったよりも少しシャッキリ写ってしまったな、と感じましたが、全体としてはほぼ意図した通りの仕上がりとなりました。
で、そう。深い絞り。深い絞りが謎なのです。
僕もGuwashiさんと同じで、普段はだいたいf/8くらいまでしか使わないんですよ。開放(f/2.8)からしばらくは1段ずつ細かく使い分け、"よく使う"の上限がだいたいf/6.3付近。その上もたまに使いますが、f/8よりもさらに上になると、まず使わないんです。なんででしょうね?
Guwashiさんへの返信ではこんなことを言ったんですが、

@Guwashi クローズアップレンズ装着でさっくりMF撮りしたので、限界まで絞ってごまかしてみました。普段は僕もf8くらいまでしか使わないですねー。f8以降の感覚って未だ皆無なのです…。

Twitter / Sizuken (あるいは Falky): @Guwashi クローズアップレンズ装着でさっくり ...

感覚を持てていない、というよりは、よくよく考えてみれば『なんでそんなに絞れるの?』というか。いまいち使い道が分かっていないんですよね、f/8以降の。あんまり絞ると回折現象で甘い画像に〜とか言いますし。使い道がわからないのでは、感覚を掴む掴まない以前の問題ですよね。
ただ、クローズアップレンズ装着時で被写界深度がしっかり欲しい時、かつシャッタースピードに問題がない時にはガリガリ絞ります。例えば物撮りなんかがそう。非装着時はf/6.3超えるとあんまり被写界深度の差がないような気がするんですが(いや、やっぱり感覚はないので"気がするという思いこみ"に近いですが)、クローズアップレンズ使用時ではf/14までリニアに被写界深度の変化を見て取れます。
f/14まで絞ったからといって、出てくる絵が甘くなるかというと……いや、どうなんでしょうね?正直な所、そこまでゲンミツに気にして撮るような性格ではないので、わからないんですけど。私のようないい加減な性格ならば気付かない程度の劣化、と思えばいいんじゃないでしょうか。
…だいたい、AML-1ではなくケンコーのMCクローズアップレンズなんか使っているという辺りで、私にとって"究極のシャープさ"みたいなのは割とどうでもいいってのがバレバレでして。絞りやなんやらで若干甘くなっても、元がfoveonなので気にしません。多少甘くなったとか言っても十分シャープじゃないですか。そういうfoveonの捉え方も、アリなんじゃないかな?
いや、久々に撮ったらやっぱり、写真って楽しいもんですね。ほんとに。

*1:不安になって以前の写真も確認しましたが、クローズアップレンズのスタディ中に数回使ったのみですね。