箱根の旅(1) 箱根彫刻の森美術館

    1. 2010/01/09(Sat) 箱根彫刻の森美術館 ←いまここ
    2. 2010/01/09(Sat) 箱根強羅公園
    3. 2010/01/10(Sun) 星の王子さまミュージアム/ガラスの森美術館

新宿から箱根湯本まで、小田急ロマンスカーで90分。さらに箱根登山鉄道へ乗り換え、何度もスイッチバックをしながら箱根の山をぐいぐい登ります。スイッチバック、たまんないですねー。何故だかわかんないけど、男の子はついついワクワクしちゃうもんですよ、鉄道って。

GOD....
GOD....
SIGMA DP2 : ISO100, 1/800s, f/14.0, AF, Average, Aperture-priority AE

彫刻の森とは言いつつも、別に彫刻じゃないよねっていう作品もかなり置いてあります*1。なんせ英語表記では「THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM」、どっちかといえば「彫刻」よりも「森」の部分、作品の野外展示(OPEN-AIR MUSEUM)というコンセプトに重みを置いている感じ。

STRUCTURE
STRUCTURE
SIGMA DP2 : ISO100, 1/500s, f/4.5, AF, Average, Aperture-priority AE

ピーター・ピアースという人の作品。中に入って遊べるこの作品には「しゃぼん玉のお城」とかわいらしいタイトルがついていますが、原題は「Curved Space (Diamond Structure)」。ダイアモンドの結晶構造をモチーフにした構造体建築だとか。見た目だけで言うとバックミンスター・フラーっぽいですかね。

「野外」というキーワードもそうですが、子供に身体を使って遊んでもらおうという姿勢が溢れているのが彫刻の森のいいところ。箱根の雄大な景色を見て、四季の自然の香りを味わい、小鳥のさえずりを聞き、そして一流の彫刻作品に直接触れて親しむ。さすがに彫刻は食べて味わえないので味覚だけは旅館で満たすとして、五感をフルに生かした素晴らしい体験ができる、いい"美術館"でした。ぜひお子様連れでどうぞ。

play!
play!
SIGMA DP2 : ISO200, 1/25s, f/4.0, AF, Average, Aperture-priority AE

これすっごい楽しそうだったのに、小学生までしか中に入って遊べないんですって。さっきの「しゃぼん玉のお城」もそう。あー、こどもはずるいなぁ…。

*1:「彫刻」って、広義では「平面作品でも空間作品でもない立体芸術全て」という意味を持つみたいですね。僕はなんとなく馴染めないんですが…