長澤知之 - EXISTAR

さて、遂に出ました長澤君の新アルバム。長かったね…。せめて去年の年明けのあれがなければもっと早く何かしら出ていたんだろうけど…ま、でも、逆に言えばあれがなければこの作品たちは出てこなかったのかもしれないしね。悪い事ばかりじゃなかったと信じたい。きっと長澤君も今ではそう思えていることでしょう。
EXISTAR
本当に嬉しいなぁ。

Tr.1 EXISTAR

myspaceで公開された時からひたすら聴いてたんですが、これはいいですね本当にいいですねすごくいいですね。長澤君の声が存分に楽しめる一曲。比較的ストレートと言えばストレートなロックで、長澤君の曲としては割と珍しい感じの曲かも。でも、すごく長澤君らしい。

初めてアルバムを通して聴いた時に、この曲は不思議とアルバムの頭でもラストでもしっくりハマるな、と思ったのだけど。本人によればまさにTr.6から繋がる曲であるらしい。そんなところもちょっとおもしろい。

Tr.2 24時のランドリー

復活ワンマンでお披露目になった新曲その1ですね。ガリガリとロックをやりつつ、こういう哀愁漂う曲をやるからずるいですよねー。

あれ? 今日の分のソックスがないぞ どこにしまったっけかな…
どうも思うような大人には成れちゃいないな

こういうところにちょろっと見えるかわいさがほんとうにズルいんだ長澤君は!かわいいぞ!もっとやれ!

Tr.3 幻覚

こちらも復活ワンマンでお披露目された曲。極端すぎる転調を挟んだ…ライブでノリづらい曲!困るんだこういうのは!
なんつっても実のところ、長澤君のライブって変にロックなノリじゃなくて、みんなのんびり聴いてる感じなんだよね。後ろで壁に寄りかかって飲み物でも飲みながらのんびり聴くのもアリかなーという感じの。これ初めてやった時もみんな直立不動に近い感じで聴いていたような記憶が…
ライブでのアレンジとあまり変わらぬまま収録されていてびっくり。ライブパフォーマンスでのインパクトはNo.1だったんだけど、CDにしたら少し残念な感じになってしまう曲かな?と思っていたので、これはうれしい誤算でした。

Tr.5 長い長い五時の公園

今回のベストにしようかな?アコースティックで比較的しっとり、というのは今までもあったけど、歌詞がここまでマトモというのは今までなかった。(…と書いてから気付いたんだけど、「僕らの輝き」があったか。)知り合いの女の子に聴かせるならこの曲でしょう、という一曲。さすがにマカロニグラタンとか三年間とかいきなり聴かせたら誤解されてしまうよね!

総評

P.S.S.O.S.PAPER STARとはかなり趣が違って…僕らの輝きがアルバムになった感じ、かな?全体としてしっとりした感じ。早期購入者特典映像「Making of EXISTAR」にはTr.6「ねぇ、アリス」のアコースティックVer.が入っていて、これも合わせると一層しっとり感が増しますね。
公式サイトのEXISTAR特設ページでは上記PV2本の他、本人による全曲ライナーノーツとコメント映像が公開されています。こちらもほらほら、要チェックやで!