俺専用メモ 清く正しい本棚を作る際の注意
清く正しい本棚の作り方を参考に絶賛本棚作成中の私が、よくある罠をひとまとめに。これなんてまとめエントリ?べ、別にブクマ数なんて狙ってないんだからっ!
- ホームセンターのカットサービスは、やはりそこまで精度のいいものではない。できれば材木屋へ。わずかなズレをバレないように本棚の裏に持って行く戦法で乗り越えてみた。
- そもそも買った木材はキッチリ規格サイズにはなってない。厚さはともかくとして、数ミリでかく作ってある物のようだ(長さが足りないより長すぎる方がみんな幸せだもんね)。直角・水平を正しく出すためにも、買った木材の外側は全部切るぐらいの気持ちで設計してもいいんじゃないか*1。というわけで、いくら貧乏でも1820をそのまま使う設計はオススメしない。
- セメダイン社の木工パテは速乾性だった。0.5mmの深さなら1時間すれば研磨OKだってさ、こりゃ便利。但し塗り込んでるそばから硬化してくので、これもこれで使いづらくてどうかと思う。急ぎでなければ硬化に一晩かかるぐらいでもいいかも。
- ヤスリかけるのは結構マジで辛い。途中から曇って良かった。夏にやるなら曇りの日、涼しい朝を狙おう。
- ハケを買うならすじかいバケがいいよ。ほんとだよ。
- 茶色いペンキを水で溶いたら紫になって驚いたけど問題ありませんでした。仕様です。
- 棚板を止めてる最中に電動ドライバの充電が切れた。死ぬかと思った。充電はこまめに。
- ボンドはしっかり拭き取る。水性塗料はボンドの上には全く載らない。
- 裏板は一番下までなくてもいいよね。あってもいいけどね。
- ネジの長さは板厚の3倍程度で十分だとホームセンターのおいちゃんが言ってました。むしろあんまり長いと板割れが心配だそうです。実際ネジ締め作業をしてみて、若干曲がって入ってしまった時に「もしこれが2倍の長さだったら…!」と冷や汗をかきましたが、そもそもネジは真っ直ぐ入れるべきなので自信のある人は長くてもいいんじゃないですか。私は18mm厚のシナランバーコアに対し4.2*65のネジを使いました。
- バカ穴はネジ径の10%増しぐらいがセオリー。4.2mm径のネジだったので4.5mmにするか5mmにするかで悩みましたが(ドリルのピットが0.5刻みだった)、結局5mmのバカ穴を開けました。結果良好。
まだ作業中なので、この通り注意しても無事に完成するかわかりませんけどね。
一応完成したので追記
- できあがっても本を入れるまでは一昼夜置いた方がいい。ペンキの粘度が完全になくなるまでは意外と時間がかかる。ペンキ缶に書いてあるような「1〜4時間」程度では全く不十分。
- ハカマ部分は釘で打つと書いてあるが、クギを打つ前にドリルで表面を軽く削ること。クギもパテで隠すため。
- 板が案外高かったので*2、18mm厚のシナランバーコアを棚板900mmで張りました。ハシゴにするほどの強度が出ているか/死ぬまで持つかは今のところわかりませんが、マンガ本を入れる程度なら別段問題なさそうです。