バガボンド,未来日記,イキガミ,弥次喜多 in DEEP

バガボンド #23,#24

バガボンド(23)(モーニングKC) バガボンド(24)(モーニングKC)
遂に追いついた。

又八はもう、いらんのじゃないか…。井上センセは又八を使ってなにがしたいのか。全くわからん。

未来日記 #1,#2

未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5)) 未来日記 (2) (カドカワコミックスAエース)
ぷるこにに薦められてすぐ買った。
一言で言うなら、もったいない系のマンガ。もっとプロットを緻密に立てればもっともっとおもしろくできるのに。

読者に与える情報量の不足。これに尽きる。
誰が味方で誰が敵か。相手や自分が何を考え、どう行動しようとしているのか。そういうヒントが一切ないままジェットコースター的に話が展開していくので、読者は主人公雪輝君と同じ状態、頭にハテナをいくつも浮かべたまま読まねばならない。デスノ的楽しみ方はできない。
ただ、雪輝君も読者と同じく情報量不足の立場に置かれている設定だから、これはわざとなのかもしれないとも思う…いやしかし、読者に主人公と同じ混乱を体験させようという意図ならば、ヒロイン(?)由乃視点での記述はどうかと思うし…そもそも由乃がいないと成立しない話だし(少なくとも現時点では)。
ていうかなんで雪輝君だけなにも知らないんだ?なんでみんな赤の他人の持ってる未来日記の特性まで知ってるの?1話だけネット立ち読みした時は、他人の日記に特性があるって聞いてワクワクしたのに。「私の日記は逃亡日記!」とか「あいつの日記は殺人日記!」とか、いやそんな…あっさり。この部分に関しては、ちょっと、いやかなり、ひどい。
由乃の狂い方がちょっと好きなんだけどなー。惜しいなー。
最後に一つ、話の本質には関係ないところだけど、登場人物の名前に少し拒否反応が…これって良くも悪くもラノベ的なんだろうね。角川だし。
拒否反応を覚えるようになったらラノベは卒業、ですね。

イキガミ #1

イキガミ―魂揺さぶる究極極限ドラマ (1) (ヤングサンデーコミックス)
煽りは『魂揺さぶる究極極限ドラマ』。
この国では、小学校に入学する児童全員にとある注射が行われる。その名も「国家繁栄予防接種」。この注射の99.9%には、意味がない。この注射の真意は、残り0.1%に混入された特殊なナノカプセルにある。
体内に注入されたナノカプセルは心臓付近に留まり、18〜24歳の決められた日時ちょうどに、破裂。心臓を破壊する。
1000人の中から無作為に選ばれた1人が、確実に、死ぬ。国民は日々その死を身近に意識して暮らし、命の大切さを意識して生きる。そしてそれは、我々国家の繁栄に繋がる…これが「国家繁栄維持法」の趣旨なのだ。
ここで煽りパート2。『死んだつもりで、生きてみろ。』
で、内容がどうだったかというと…
つまんねー。
久しぶりにつまらないマンガに当たってしまったねこれは。やっちゃったね。
ごくありきたりな展開。話読めすぎ。大体、一つ目の話からして「元いじめられっこにイキガミ*1が届き、残された24時間であの時のいじめっこに復讐を誓う」とか…えっいきなりそんなありきたりな話でスタートですか?そうですか…。
よくあるじゃない、卒業文集のアンケートとかで。「あと24時間で地球が滅亡します。あなたはなにをしますか?」それと同じレベル。で、「人を殺す」とかがトップ3に入ったりとかすんの。うは、お前ら超ダークw
死んだつもりで生きている人々ってのが全く描かれてないのも敗因かな。普通に暮らしてる人がある日突然「あなたは死にます」って言われて、さぁどうしよう?っていう、それだけの話。国家繁栄維持できてねーじゃん。
まったくもー、こんなのじゃ魂揺さぶられないよー?2巻は買いません。

弥次喜多 in DEEP 廉価版 #2

弥次喜多 in DEEP 廉価版 (2) (ビームコミックス)
やじさんと、きたさんが、ちゅーしてた。

*1:ナノカプセルによる死亡予告通知書『逝紙』、死亡予定時刻24時間前に届く